間違った接客用語使ってませんか?
主婦目線コンサルタント&笑顔マイスター 長畠 一栄です
先日、銀行主催の「マナー講座」に伺ってきました
社会人1年生の初々しい皆さんに紛れての参加(笑っ)
新鮮な気持ちになれました
身だしなみ・敬語・おじぎ・お茶の入れ方まで、社会人1年生にとってはとても良い内容でした
私の研修でもお伝えさせてもらってることも多く楽しく聴かせて頂いていたんですが、少し耳の痛いお話がいくつかありました
それは、間違った言葉遣い
そう、間違った接客用語です
レジメにも書いてある通り…
「バイト言葉」とも言われています。
よくある間違った接客用語
・~のほう
・~になります
・~で、よろしかったでしょうか
他にもたくさんありますが、今回はこの3つ。
何が間違っているか簡単に説明します。
・「~ほう」ほうというのは「方角」の、「ほう」です。
なので、例えば「ナイフのほうお持ちしました」などは方角ではないので違います。
正しくは、「ナイフをお持ちしました」
・「~になります」これは変化を表す言葉です。「ハンバーグになります」は、今からハンバーグに変わるのかもしくは提供しているスタッフが魔法使いのようにハンバーグに変身してしまう言葉になってしまいます
正しくは「ハンバーグです」
丁寧にするなら「ハンバーグでございます」
・「~でよろしかったでしょうか」
これは、過去形になってしまうのでおかしな言葉
正しくは「~でよろしいですか?」
間違った接客用語は、なぜか言葉を複雑に足してしまっていることが多いです。
シンプルに言葉を使うことがいいですよ
講師の方が、「飲食店などでバイトして、こうした間違った言葉遣いを身に付けてきてしまうんですよね。これは正しくありません。ビジネスの場面では気をつけましょう」
と話されていました
なんだか悲しかったです
高校生や大学生の若い人が初めてバイトすることで社会に関わっていく大切なときに、現場は正しい言葉遣いを伝えられていないんです。
しかも、、一番多いバイト先が飲食店をはじめとする接客業…
私もパート時代に、仲間から「それは、間違った接客用語だよ」と教えてもらって意識するようになり直すことができました
飲食店をはじめとする接客業の現場で正しい言葉遣いや社会人としてのマナーを伝えていくことが本当に必要なことだと痛感しました。
「飲食店でバイトしていたから、正しい言葉遣いもマナーも身に付いていているんですね」なんて言ってもらえたらいいですよね
スタッフさんがいずれ就職するときに自信をもって送り出せるように飲食店をはじめとする接客業態は活動していかないといけないと思います
もちろん正しい言葉遣いやマナーだけが、大切ではないけれど少なくとも間違った接客用語は、研修や現場で伝えていくことでスタッフさんが社会に出て恥ずかしい思いをしません。
元気・笑顔・愛敬・人間力・現場力・臨機応変力・コミュニケーション能力などなど接客業態では、たくさんの素晴らしいことを学べています
そこに正しい言葉遣い・正しい接客用語・素敵なマナーを学んでもらえるようにしていくこと。これが社会貢献にも繋がると思います
ちょっと悲しくて悔しい思いをしてしまったので、私ももっとお仕事顔晴って一人でも多くの現場スタッフさんに伝えていくようにしますね
かずさんの接客講座でした